Wonder Stella

思ったこと、感じたことを。

ちょっと1時間の宇宙旅行に行ってくる NEWS「EPCOTIA」

 

EPCOTIA(初回盤)(CD+DVD)

 

たまに、CDを聴いて思わずガッツポーズをしたくなる瞬間があります。それは曲のクオリティ、曲順、パッケージetc...。CDを構築する全ての要素がカチリとハマったとき感情が高ぶってしまう。今作もその一つだと曲を一巡して思いました。

 

ジャニーズのアイドルグループNEWSがアルバムを出しました。しかもそれは、所謂"コンセプトアルバム"と呼ばれる、普通のアルバムに比べ独自色の強い作品でした。

 

タイトルは「EPCOTIA」。テーマは"宇宙旅行"。コンセプトの壮大さ然り、何を言ってるか分からないと思いませんが、イヤフォンを付けて再生ボタンを押した瞬間、本当にその世界に飛び込めるんです。気づいたら機内なんです。

 

4人体制になって以降のグループのアルバムがどれも本当に良くて、今回も例に漏れず好きになったのですが、本当に捨て曲の無い隙の無い名盤だったので、衝動に駆られるまま書きたいと思います。

 

1.EPCOTIA SAFETY GUIDE -INTER-

 

まずはこのアルバムをリードしてくれるナレーションから。 

 

?「本日は、エプコティアライナーへご搭乗いただき、ありがとうございます。」

 

すごく耳馴染みの良い、聴いてて落ち着く声だったので、誰なんだろうと思いCDのスタッフリストをなんとなく見てみました。

 

ナレーション、沢城みゆきさんでした。

 

スタッフに拍手を送りたい。というか前作から思ったけどストーリー仕立てにも見える作品づくり、某幻想楽団みを感じて好き。搭乗に関する諸注意を聴いた後、これから壮大な旅が始まります。

 

2.EPCOTIA

 

本作リード曲。実質的な1曲目ということもあり、壮大さ、かっこよさ、メロディの良さ、過去のアルバムと比べても最高峰のスタートを切ってます。さながら、これからに旅立ちに向けたワクワクを表現した明るさを感じ、ライブではどんな演出で登場し、この曲をパフォーマンスするのか期待。

 

3.KINGDOM

 

WORLD QUEST」「ONE -for the win-」「SEVEN COLORS」「ANTHEM」に続くサッカータイアップ曲。

 

今までにない速さのBPM、歌い出しからシンガロングとクラップの応酬。極め付きは大サビの手越のレーザービームの如きハイトーンボイスという聴きどころ満載歌詞には上記の4曲が散りばめられる遊び心もあり、曲全体から感じる突き抜けた爽快さが4chのサッカー番組を盛り上げてくれるはず。

  

4.TWINKLE STAR

 

イントロの音好き(語彙力)。ノリのいいバックサウンドに比べ、歌詞ではここにいないあなたへ思いを馳せているギャップが好き。「輝きは~文を書く」という表現もすごい好き。前アルバムに収録されていた「ORIHIME」「Silent Love」と関連性がありそうかもと思ったり。

 

5.ワープ中 -INTER-

 

再びナレーション。ここで彼女の名前が"コーティ・ティプトリー"(多分)であり、今回搭乗したエプコティアライナーの機長であることが判明。

 

現在移動中であること、そして先ほどとの流れと同じく、引き続き"機内音楽"をお楽しみ下さいとのアナウンスが。

 

6.LPS

 

本作唯一のシングル曲。先にリリースされていたこともあり、新鮮味に欠けるかなと思いきや、前曲のINTERのおかげで聞え方がガラッと変わった。

グループの中でかつてないくらい、穏やかで優しくて、すべてを受け入れるような曲。まっすーの歌唱パートの「大丈夫。なんとかなるから」の安心感がすごい。

あと、初回盤ブックレットの「LPS」が乗っているページの手越が儚い。チャラいのに儚い。

 

7.恋する惑星

 

過去作「渚のお姉サマー」「サマラバ」辺りの流れを組みつつ、宇宙に関するワードで恋愛の駆け引きを表現した可愛い曲。西野○ナが歌ってそう。まっすーのラップから手越の大サビの流れが気持ちいい。

 

8.JUMP AROUND

 

聴いただけで分かる、バイブス上がるやつやん!

 

Aメロでかっこいいリフで刻むギターとベースに乗っかったラップ、Bメロでアコギバッキングに、サビで縦ノリハードロックと目まぐるしく音が変わるミクスチャー。サビのコヤシゲによる男くささ全開の歌唱が印象的。生バンドで、ライブハウスとかで聴いてみたい。

 

9.ドッキング -INTER-

 

機長の声に加え、テゴマスのアフレコも加わる。

 

いや、最初聴いた時「声優さん誰起用したんだろ?」ってくらい普段の明るい感じやチャラさとかが無くて、俳優としての側面を感じました。

 

10.AVALON

 

 アヴァロンAvalon, またはアヴァロン島)は、ブリテン島にあるとされる伝説の

アヴァロンはアーサー王物語の舞台として知られ、戦で致命傷を負ったアーサー王が癒しを求めて渡り最期を迎えたとされる。また、イエス・キリストアリマタヤのヨセフとともにブリテン島を訪れた際の上陸地で、後にそこがイギリス最初のキリスト教会となったという伝説の場所としても語られる。この場合のアヴァロンの場所は、今日のグラストンベリーではないかと考えられている。

アヴァロンは美しいリンゴで名高い楽園であったとされ、名もケルト語リンゴを意味する「abal」に由来すると考えられている。このような「恵みの島(Isle of the Blessed)」、「リンゴ島」や「幸福の島」という概念は、インド=ヨーロッパ系の神話には同様の例が多くあり、たとえばアイルランド神話ティル・ナ・ノーグ(Tír na nÓg)やギリシア神話ヘスペリデスの園(Hesperides、同様に黄金のリンゴで知られる)などが有名である。

 

Wikiさんより。ものすごく端的に言うと、切ない。Bメロを担当する小山さんがほんとにこういう曲に似合う。

歌詞に"桜"や"旅立とう"と歌われているように、"別れ"がテーマなのか、でも内容はもっとマクロで、自分の言葉だけでは表現しきれない。ただ一つ言えるのは、脳内ではbeatmania ⅡDXの「冥」がイメージビデオとして再生されました。


Amuro vs Killer - MEI (冥) [IIDXBGA WORKS]

 

11.ITS'YOU

 

イントロの音好き(語彙力)(今回2回目)。この曲ではガッツリとボーカルにエフェクトがかけられていて新鮮だった。以前、「Brightest」という曲を聴いた時から思ったけどm-floさんの作る曲が好きなんだと思う。恋愛に交えた曲になると、音とシンクロした瞬間に、その曲の世界観に身を委ねたくなる。

今度ちゃんとアルバムを聴こう。「EXPO EXPO」しかちゃんと手元に無いから。

 

12.異星人とのコンタクトについて -INTER-

 

今度はコヤテゴのナレーション。乗務員からのアナウンスなんですが、説得力がすごい。 流石はニュース番組でレギュラーを持つだけある2人だ...。

 

13.UFO

 

勝手ながら、タイトルが出た瞬間に「チュムチュム」みたいなぶっ飛んだ曲になりそうだと思ってた所、曲調はぶっ飛びながらも、"駆け引きに踊らされる男"が描かれていて、本当にこういう歌がハマるなあとつくづく思う。

 

あと、「もっと オレが欲しいんだろ」をシゲに、「そんな 簡単に あげないよ」をマッスーにそれぞれパートを振ったスタッフに感謝。圧倒的感謝。

 

14.EROTIKA

 

目を閉じながら聴くと、夕暮れ、荒野、褐色の肌が見えるくらいラテンを感じる。アコーディオン風の音とギターの音色、コーラスが重なり、異国情緒が漂う。タイトルで表してるけど、歌詞も中々に官能的。「愛のマタドール」や「紅い花」が好きな人は、これもハマりそう。

 

15.BLACKHOLE

 

ものすごく...GENERATIONS from EXILE TRIBEです...。今作まっすーのラップがさく裂しまくってて表現の幅の広さを感じずにはいられない。

 

今回はヒップホップ調の曲がけっこうな比率を占めていて、「チャンカパーナ」や「Weeeek」等しか知らない人は衝撃的、ましてやTRIBEとは相反するようなジャニーズでこんなガチガチのヤツを聴けるとは...。

 

16.星に願いを

 

一体、出だしの「恋をした」で一体どれほどの人が心奪われるだろう。「Distance」「White love story」に並ぶか、それ以上の破壊力を持った、男の自分をも胸をトゥンクさせる最強のバラードが爆誕。

 

思えば、「星をめざして」「Share」「シリウス」「流れ星」...。星が出てくる歌はグループの専売特許みたいなもので、この曲も例に漏れずといった所でしょうか。

 

作詞作曲をした"きみどり"さんがすごい気になってググってみた所、「おぉッ...」となってしまった。(気になる方は是非ご自身で)

 

17.イノセンス

 

「フルスイング」でお馴染み、ヒロイズムさんと亀田誠治さんのゴールデンコンビによる楽曲。一回目聴いた時、純粋に懐かしいと感じた。それは「pacific」~「LIVE」の頃のような、若くて愚直で、ストレートなあの時歌っていた曲のようなカラッとした明るさそのものだったから。

 

ほぼ原点回帰みたいな曲を今この15周年のタイミングで歌うのは、きっと次が、大きな何かがあるからだと信じたい。ここで書くのもなんだけど、去年は彼らに色々とあったから、いつも通り変わらずに、こういう歌を歌ってくれる彼らでいてくれるように願うばかり。

 

18.帰り道 -INTER-

 

機長から最後の放送。エプコティアライナーによる宇宙旅行も、もうすぐ終点の"地球"に着くようです。あと、地球では従業員による"EPCOTIA TOUR"なるものが開かれるみたいですね。自分は行くことが絶望的なので円盤になる日を心待ちにしてます。

 

19.HAPPY ENDING

 

前作「NEVERLAND」における「U R not alone」の立ち位置にいるこの曲は、宇宙旅行の最後に聴こえる機内音楽にも、旅行を終えて無事帰還してきた後の、機内音楽ではない、自分の心象そのままの音楽のどちらにも聞こえた。

 

音楽に限らず、グループには色々と苦難がありました。テレビで度々語られることであるが、脱退者が続出し、解散の一歩手前まで行ったことがあった。けれどそこで1から立て直し、今の形に至る。そんな背景を持つ彼らだからこそ、「フルスイング」のような応援歌や「LPS」のような優しい歌が似合うんだろう。

 

この曲はまぎれもなく優しい。ライブでこの歌を歌うとき、4人はどんな表情で、どんな思いを伝えようとするのか。まだこの時点でライブツアーは開催していませんが、本当に楽しみです。

 

結びに、これから通常盤について、別の記事として書きたいと思います。それによってちょっと記事の内容を編集するかもしれませんので悪しからず。