Wonder Stella

思ったこと、感じたことを。

公式の所為で出る幕の無い「Lemon」感想文


米津玄師 ████████と、Lemon。

 

「よーし、米津さんの新譜がまたもや最高だったから記事書くぞー!」と思ったら公式チャンネルでインタビュー音声がアップロードされてサムスミスのジャケ写みたいな表情になりました。この動画を見れば何の説明もありませんが、備忘録的な意味合いを兼ねて書きたいと思います。(でもありがとう公式)

 

スリル・オブ・イット・オール

スリル・オブ・イット・オール

 

 

表題曲「Lemon」。今クール最も話題をさらったであろうドラマ「アンナチュラル」の主題歌として作られた楽曲であり、不自然死というテーマに沿った、暗くひたすら"あなた"を思う歌詞が印象的。

 

イントロ無しで始まる「夢ならばどれほどよかったでしょう」のフレーズからもう世界観がダダ漏れ。重く響くピアノ、無機質なリズムトラック、初期からお得意の"なんかよく分からない音"etc。からのサビ直前に主張が強くなるギター、ドラム、ストリングスが入ってきてまるで一気に視界が開けるよう。

 


米津玄師 MV「Lemon」

 

続いて、「クランベリーとパンケーキ」。「Lemon」の歌詞はどこか清潔さというか汚れのない描写が多かったのに対し、のっけから「不意に見かけた~煙草擦り付けて笑う」だったり「やがて熱さにも~吐き出した」と歌ったり、どこか現実味のある汚さを感じた。

 

でも最終的に行きつくのはCメロと最後の2行に集約されていて、それがこの曲のメッセージなんだろなと思ったり。

 

ちょっと曲から離れるけれども、インタビューから普段よく飲み歩いてることを知ってちょっと驚いた。個人的に自宅で黙々とひっそりと飲んでそうだなって思ってたので。あとすごく細いので何を肴にしてるんだろうかなと。塩とか舐めながら飲んでそう。

 

最後は「Paper flower」。ゆったりとした、少しR&B調のチルアウトな雰囲気の曲。

 

既存曲であれば「fogbound」や「Moonlight」のに似た無機質な曲調も重なり、幻想的かつ退廃的な雰囲気が漂いどこか「Lemon」の世界観に通じる所を感じた。

 

あまり昔の音源まで聞き込んではいないけど、こういう空間系?の音作りは昨年の「BOOTLEG」からの新境地というか、色んな楽曲を作ってきたからこそ到達できた作風なのかなと思う。

 

ちなみに、自分は映像盤を購入したので特典として日本武道館のライブ映像を見た。MVでギターを構えたりする姿は何度も見ているものの、ステージに立つ姿を想像出来なかったためとても新鮮。

 

曲も人気曲を中心に披露され、「LOSER」では振り付け師の辻本知彦氏とコラボを組んだり、「春雷」ではMVさながらの映像演出がステージに組み込まれてて感動した。

 

一番印象深かったのは「灰色と青」。コラボを組んだ菅田将暉さんとステージで共演し、米津さん個人では出せないであろう熱量の高さをそのボーカルで感じた。また、歌唱パート以外のあのなんとも言えないオーラが、俳優として曲中の人物に寄せているようで凄みを覚えた。

 

このCDには、10月に行われる幕張メッセ公演の先行受付のフライヤーが封入されている。自分も先ほど申し込みをしてきた。これほど凄い曲、ステージを作り出せる人は生で見てみたい。

 

最後に、自分なんかよりとても素敵な記事を書いていらっしゃる方がおりましたのでリンク貼っときますね。それでは。

 

shiba710.hateblo.jp